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2012年11月24日 (土)

几帳面な伊能忠敬と伊部本陣

国内をくまなく歩き日本全図を完成させた伊能忠敬が、几帳面なことは誰でも想像がつきます。

当然ながら、忠敬は測量の途次、詳細な日記をつけています。何時、どこへ泊まり、何をしたのか、そして宿で出たご馳走についても記録しています。
Dsc03930企画展「北国脇往還」に関連して展示されている、伊部本陣肥田家文書にも、これまた当然ながら詳細な記録が残されています。その中には、何時、だれが泊まり、どんな料理を出したかについても、書かれています。

伊能忠敬は大名ではありませんが、幕府の命で測量しており、各地の本陣で宿泊を許され、伊部本陣にも泊まっています。

この日の?この夜の?食事の記録が、伊能忠敬の日記と、伊部本陣の記録とが一致するというのです。

これぞ、同時代文書がダブルで見つかるという正真正銘の歴史記録といえます。

なお、各大名は参勤交代に際して、料理人を連れ主たる食材は持参していたそうで、本陣は不足する食材だけ調達していたことも読み取れると伊部本陣の現当主が話してくださいました。

写真  展示中の伊部本陣海道帳、本文に該当する部分ではありません。

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コメント

ダブルで実在する記録というのは貴重なものでしょうね。

参勤交代の時、料理人や食材まで持参していたというのは
初めて知りました。財力が低下するのもわかりますね。

yawaragiさんへ
すごい人数の行列の場合、ホント、大変だったんだろうなと思います。
でも、毒を盛られる恐れもあり、持参する必要があったんでしょうか。
生鮮食品のみ、宿場で用意させたんだと思います。

忠敬さんの日記と本陣の記録が一致している事を発見した人は、どんなに驚かれた事でしょう!

それにしても忠敬さんは、昼は歩いて測量・夜は記録して・日記もつけられて、寝る暇もない位だったでしょうね。
几帳面で・根気強く・健康にも恵まれていたんでしょうね。

サラダ記念日さんへ
たしかに、第一発見者の感動が伝わってきますね。
几帳面だけでなく、いろいろ忠敬さんの性格判断、健康診断もしていただき、有難うございます。

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