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2012年5月15日 (火)

お市さん所持の扇子

当館で、唯一、「お市」そのものにかかる展示物といえば、「伝お市所持の扇子」です。これは、改装前から、目玉展示品として知られてきました。

時には、これを目当てにお越しいただく方もおられます。

Dsc01678
写真でも、お分かりのように、虫が食ったか、使い古されたか、自然な古び方は、時代を感じさせるに十分の品です。これまた、古風な木箱に入っており、「お市の方所持の扇子」と明瞭に箱書きされています。

扇面には、浅井を意味する「井筒・井桁」、その中に「三盛亀甲花菱」と呼ばれる浅井の家紋の「花菱」が一個大きく描かれています。木
長浜城のある学芸員さんが、中央は花菱ではなく、お市の親元の織田家の木瓜(もっこう)家紋でないかとのことでした。でも、織田木瓜は、五瓜であり、いささか無理がありそうです。

浅井の地のある旧家に所蔵されていたそうですが、いまは浅井のある方の所有物になっています。

ただ、わたしが、このブログに登場させるが遅くなった理由は、デザインと紙質、大きさです。

これ以上を、申し上げるのは差し控えさせていただき、ぜひ、ご来館の上、ご自身でご判断いただければと考えております。

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コメント

ご紹介有難うございます。
見たんでしょうけど、記憶がないのです。
これをきっかけに、又、寄せて頂きますわ。

紙質が当時代の物では(?)という指摘はわかるのですが。
大きさもこの当時にはなかったということなのでしょうか。

早速、見に行って来ました。
以前、出どころを見てビックリした筈ですのに、初めて見たかのようにビックリしました!
このコメ書いている今でも、広いようで狭い世の中を感じています。

サラダ記念日さん へ
わーーー、すごいですね。早速、お越しいただいたなんて、感激です。
きっと、ずいぶん身近な所に、すごいお宝が残っていたことに、驚かれたことと思います。
これからも、いろんな所から、何が出て来るか分かりませんよ。
とりわけ、景気が悪くなり、旧家が没落したりすると、そんなことが起こりやすくなります。
yawaragiさん へ
大きさについては、わからないです。何となく、イメージが・・・と、いったところです。
武家のご夫人ですので、これくらい骨太のものでもいいのかも知れませんが、なんかしっくりこないんです。

早速ありがとうございました。
ある学芸員さんは浅井家の裏紋の井桁が描かれているので
「本物ではないか」とおっしゃっていました。
所持されていた「西村家」というのは、戦国時代に浅井氏の家臣で
お市の輿入れの際、伊吹のあたりまでお迎えに行かれる
という重責を任されたということが伝わっているそうです。

お市さんへ
井桁が描かれているので「本物」だろうということなんですか。
確かに、浅井家は井桁紋も使ってますね。
西村家が伊吹まで迎えに行かれたというのも、興味ある伝承ですね。

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